ミネラルウォーター画像

震災時のミネラルウォーター争奪戦

2011年3月11日に発生した東日本大震災に伴って東京電力福島第一原子力発電所にて爆発事故が発生、沢山の放射性物質が飛散してしまう事態となりました。
東京では、水道水から放射性物質が検出されたとのニュースと共に、店という店、自動販売機という自動販売機からミネラルウォーターが姿を消しました。
ニュースを聞いて皆があわてて買いだめに走った結果です。
赤ちゃんのミルクに使う水の確保のためにと、東京都では備蓄のミネラルウォーターを赤ちゃんがいる方へ配布するということもありました。
それまでは水道水にカードリッジ式浄水器を付けて、麦茶などを作って飲んでいた我が家でも、子供に放射性物質入りの水を飲ませると思うと恐ろしくなり、東京都から放射性物質検出のニュースを聞いたのは一度だけでしたが、それ以降半年以上、水道水は飲用も料理に使うのもためらわれ、ミネラルウォーターをどうにか入手して利用していました。
スーパーやコンビニ、自動販売機までもことごとくミネラルウォーターが品切れを起こしている中、頼りになったのはインターネット通販でした。
もちろん、このような混乱時でしたからごく普通の2リットルペットボトルなどはほぼ品切れでしたが、ウォーターサーバー用の交換用ウォーターパックを販売しているネットショップにて、通常はウォーターサーバーをお持ちの方にしかお売りしないところを非常時なので特別に、ということでパックのみを単品で販売してくださっているのを発見しました。
20リットルのお水がビニールのパックに入った商品でした。
お値段も、あまり安いほうではなかったのですがとにかく放射能が怖いという強迫観念にかられ、気になりませんでした。
20リットルがビニール袋に入った状態のミネラルウォーターは、当然そのままでは大変使いにくいものですので、届き次第、麦茶を作るポットや空きペットボトルなどに小分けにする作業が必要でした。
こちらはなかなか重労働でした。
何度かそのネットショップにて20リットルのパックを購入してしのいでいると、近所のスーpーでも少しずつ品揃えが回復してきました。
それでもまだこのころは物流が完全には回復していなかったり、特需対応のためペットボトルのフタの生産が間に合わないということで需要を満たすだけの商品は揃っておりませんでした。
2リットルのペットボトルのミネラルウォーターのコーナーは、どの商品もあわせてお一人様一本限り、の但し書きがしばらく消えることはありませんでした。
500ミリリットルのペットボトルですら、あわせて3本まで、という状態でした。
こまめに通うことでなんとか必要分を確保し、前述の大きなパックを購入する必要もなくなってきました。
夏になるころには流通量も安定し、徐々に購入制限も緩和され、後に解除されましたので、2リットルのペットボトルを6本入りの箱で購入できるようになりました。
秋になるころには、あれ以来放射性物質の水道水混入のニュースも聞かれなくなり、時間も経過し放射能に関する基礎知識がついてくることで強迫観念が薄れたこともあって、ミネラルウォーターの購入をやめ、前のように水道水を中心とした生活に戻っていきました。

SITE MENU

Copyright(C) 2010 おいしい水.com All Rights Reserved.